デジタルアダプションプラットフォームの導入メリットの中でも代表的な4点を紹介します。合わせて、デジタルアダプションプラットフォームの機能が果たす役割についても解説します。
リモートワークやペーパーレスなどDXの促進に伴って、それぞれの業務がデジタルツールに移行したとしても、従業員の一部しかツールを使いこなせなければ宝の持ち腐れ。
デジタルアダプションプラットフォームを導入することで、操作画面の説明や入力すべき項目のガイドなど、リアルタイムのナビゲーションをしてくれるのがメリット。デジタルツールの有効活用が生産性向上につながるわけです。
新規システムを導入する際、マニュアルを作成したり、従業員個々のスキルに合わせたサポートをするといった作業も、デジタルアダプションプラットフォームによって軽減できます。新規システムのチュートリアルや、画面遷移に沿ったガイド表示ができますし、ユーザーごとのパーソナライズができるデジタルアダプションプラットフォームもあります。
また、ツールチップと呼ばれる機能は、操作画面の入力欄や項目名などに「?」マークを表示して、マウスオーバーすることで説明を表示するもの。異なるシステムでも、こうした機能によってUI/UXに一定の統一性を持たせることができます。
システムを定着化させるプロセスでも、専門講師の研修やマニュアルのアップデートといったコストや手間を抑えるメリットがあります。
デジタルアダプションプラットフォームによるガイド機能は、システム改修することなくユーザーインターフェイスへの反映が可能。イチ早く使いこなせるようになった従業員の知見、なかなか慣れない従業員からの要望など、フィードバックをスピーディーに反映させることで、ユーザーエクスペリエンスの向上=システム定着化の促進にもなるわけです。
問い合わせに対する人的対応は、DX促進するほど増えるのも必然。こうしたサポート業務のコスト削減にも、デジタルアダプションプラットフォームが貢献します。
ユーザーからの問い合わせは、チャットボットによる対話応対で効率化が可能。マニュアルやFAQにある回答でも、ユーザーに探させるのではなく、必要箇所を直接提示することで、結果的に顧客満足度の向上も期待できます。
下記のボタンをクリックするとDAPの選び方のコツを紹介しているよ。デジタルアダプションプラットフォーム導入を検討している方はぜひ見てみてね
2023年3月時点で日本においてデジタルアダプションプラットフォームとして売り出されている製品は3つ。そのうちデータ先行型とガイド先行型でおすすめの製品をそれぞれ1つずつ紹介します。
「データ先行型」か「ガイド先行型」か
引用元:Pendo公式HP(https://jp.pendo.io/)
引用元:Techtouch公式HP(https://techtouch.jp/)
自社の課題に照らし合わせ適切な製品を導入しましょう
Pendo選出理由:Google検索してヒットする日本で展開しているデジタルアダプションプラットフォーム3社(2022年3月1日時点)のうち、製品情報が詳しく明記されている企業の中から、データ分析機能をメインで謳っているデジタルアダプションプラットフォームの製品として選出。
Techtouch選出理由:Google検索してヒットする日本で展開しているデジタルアダプションプラットフォーム3社(2022年3月1日時点)のうち、製品情報が詳しく明記されている企業の中から、ガイド機能をメインで謳っているデジタルアダプションプラットフォームの製品として選出。